フォークリフトの派遣のお仕事探しの強い味方

フォークリフトの特徴、資格・経験・スキル

フォークリフトの特徴

工場内や倉庫内で製造物の材料や商品を運搬するのが、フォークリフトの主なお仕事。他に、運んだ物の検品作業や荷下ろし作業なども行います。重い資材を運ぶことが多い職場では、需要が高い仕事と言えるでしょう。フォークリフトはいくつかの種類がありますが、四輪の車体の前にフォークがついているタイプがカウンターバランスフォークリフトです。車体の安定性があり、タイヤも70度以上回るため、小回りが利いて利用しやすいのが特徴です。職場の中でも利用頻度が高いので、フォークリフトの仕事をする場合、まずこのタイプの使用方法をマスターすることが大切になってきます。他には、商品管理用の倉庫でよく利用されるのがリーチフォークリフト。車体を高い状態で停止しながらフォークを動かせるので、商品出荷の運搬に便利です。リーチフォークリフトは、狭い場所でも作業できるので利便性はありますが、カウンターバランスフォークリフトよりも安定性に欠けるため、運転する際には注意が必要です。

資格・経験・スキルなど

フォークリフトのお仕事は、重い物を何度も運ぶことになり、場合によっては高い場所での運搬作業を行わなければなりません。危険を伴う作業となるので、安全に業務を行える管理能力が求められます。また、工場内のライン作業や倉庫内でのピッキング作業を行っているところで、フォークリフトを使用するケースも多くあります。未経験から挑戦できる仕事ですが、操縦方法が自動車と似ている部分があるので、自動車の運転経験があると強みになります。フォークリフトを運転するには資格が必要です。資格は運転技能講習を受講して修了すれば取得することができます。ただ、最大積載荷重が1トン未満のフォークリフトは特別教育を受けなければなりません。この特別教育は、運転技能講習よりも簡易な講習で、講習時間が短く、修了試験がありません。運転技能講習の実施は、国の地方支局の登録教習機関が行うのに対し、特別教育は各事業所(企業等)又は都道府県労働局長登録教習機関で実施されます。

フォークリフトの体験談

フォークリフト 30歳 男性
物流倉庫でフォークリフトオペレーターの仕事を行っています。仕事に就くにあたってフォークリフト運転技能講習を受講しましたが、講習はリーチ型のフォークリフトで行われました。しかし、倉庫は特にカウンター型が主流ですので、最初は戸惑うこともありましたね。でも、すぐに慣れ、迅速かつ適切に仕事ができるようになりました。この仕事の注意すべきところは、急いでいると爪を荷物に刺してしまったり、積んだ荷物のバランスを崩してひっくり返してしまったりなどでしょうか。私の場合、事故のケースを勤務前に勉強していましたので、トラブルにはなりませんでしたが、一定の危機感をもって仕事に臨むことの重要性を学びました。
フォークリフト 40歳 男性
フォークリフト免許の取得後に派遣されたのが、大手企業の青果物を取り扱う倉庫でした。パレットの上には青果物の入った箱が積み上げられており、これをフォークリフトを使って指定された場所に運んだり、トラックへ積み上げたりなどの作業をします。最初は先輩方よりもだいぶ時間がかかってしまって、怒られたこともありました。その後、経験を積んで先輩方に後れを取らないように必死で頑張った結果、1ヶ月後ぐらいには同等のスピードで仕事をこなせるようになりました。フォークリフトは慣れるまで大変ですが、慣れてしまえばもうこっちのものです。仕事も徐々に楽しくなってくるので、最初が肝心だと思います。
フォークリフト 24歳 男性
運送会社の倉庫で、フォークリフトでトラックから荷物を降ろしたり荷物を積んだりというお仕事をやっていました。昼休みと午前午後の15分休憩以外は、フォークリフトに乗りっぱなしです。当然、すべて一人で行わなければならないので、体力を使います。夏場は汗をかくので、速乾性のある衣類と2Lの水分を常時補給する体制を整えることで乗り切っていました。事故を起こさないために、日常の健康管理として睡眠時間の確保は徹底していました。残業がほぼ無いので、自分自身の時間は充実することができます。
フォークリフト 50歳 男性
私は工場で生産した1トンのパレット積みの製品を、フォークリフトで倉庫に運び入れて数段に積み上げる仕事に長年携わっています。若い頃は誤って製品にフォークリフトのツメを刺してしまったこともありましたが、今は整然と積み上げ終わった製品を見ると、ゲームをクリアした後のような達成感があります。勉強はあまり得意ではありませんでしたが、フォークリフトの資格を取得することで製造業や運搬業などでは有利に転職が進みました。最近のフォークリフトはATのものが多くなっているので、運転もずいぶん簡単になっています。また、この職種は休日が土日に限らないところも多いので、観光地や大好きな温泉に行く際には、安くて空いている平日を狙えて便利です。