映像のお仕事は、テレビやWeb、ブライダルやセミナー・講演会などのイベント映像の撮影や編集が主なお仕事内容です。また、映像を撮る会場の選定や手配、進行管理、企画、出演者とのディレクション、データ入力などの事務作業も担当することがあります。最初はアシスタントから始まることが多く、経験とスキルを積むことで、ディレクターやプロデューサーへのキャリアアップも可能です。音響のお仕事は、「PA」や「サウンドエンジニア」と呼ばれることもあります。舞台や映像などの音に関わる技術的なサポートがメインのお仕事です。具体的なお仕事の内容としては、音のバランス調整やマイクなどの機材の設置・メンテナンスです。音全般に関するプロとして、テレビ局や舞台、イベント会場などで活躍する機会があります。
映像の仕事は撮り直しがきかない場面で急なトラブルに見舞われることもあるため、「臨機応変に対応できる力」が問われます。また、多くのスタッフを円滑に動かすための、ディレクションやコミュニケーションスキルも必要なスキルです。また、撮影機材や編集ソフトは常に新しいものが出てくるので、貪欲に学んでいく姿勢も大切です。実務的な面でいうと、映像や動画の撮影・編集経験はもちろんのこと、「映像処理エンジニア検定」といった資格も役立つでしょう。求められるものがたくさんありますが、たくさんの人の「ココロ」を動かす仕事なので、やりがいは申し分ないと言えます。音響の仕事は、耳の良さ・体力・集中力といった部分が求められます。また、音響機材に関する知識も、仕事の幅と深さを広げていくために必要です。音響に関する資格としては、国家技能検定の「舞台機構調整技能士」というものがあります。音響機器・設備のセッティングやミキシング全般に関するプロフェッショナルであるという証を意味する資格なので、お仕事でより活躍の幅を広げることが可能になります。