映像・音響の派遣のお仕事探しの強い味方

映像・音響の特徴、資格・経験・スキル

映像・音響の特徴

映像のお仕事は、テレビやWeb、ブライダルやセミナー・講演会などのイベント映像の撮影や編集が主なお仕事内容です。また、映像を撮る会場の選定や手配、進行管理、企画、出演者とのディレクション、データ入力などの事務作業も担当することがあります。最初はアシスタントから始まることが多く、経験とスキルを積むことで、ディレクターやプロデューサーへのキャリアアップも可能です。音響のお仕事は、「PA」や「サウンドエンジニア」と呼ばれることもあります。舞台や映像などの音に関わる技術的なサポートがメインのお仕事です。具体的なお仕事の内容としては、音のバランス調整やマイクなどの機材の設置・メンテナンスです。音全般に関するプロとして、テレビ局や舞台、イベント会場などで活躍する機会があります。

資格・経験・スキルなど

映像の仕事は撮り直しがきかない場面で急なトラブルに見舞われることもあるため、「臨機応変に対応できる力」が問われます。また、多くのスタッフを円滑に動かすための、ディレクションやコミュニケーションスキルも必要なスキルです。また、撮影機材や編集ソフトは常に新しいものが出てくるので、貪欲に学んでいく姿勢も大切です。実務的な面でいうと、映像や動画の撮影・編集経験はもちろんのこと、「映像処理エンジニア検定」といった資格も役立つでしょう。求められるものがたくさんありますが、たくさんの人の「ココロ」を動かす仕事なので、やりがいは申し分ないと言えます。音響の仕事は、耳の良さ・体力・集中力といった部分が求められます。また、音響機材に関する知識も、仕事の幅と深さを広げていくために必要です。音響に関する資格としては、国家技能検定の「舞台機構調整技能士」というものがあります。音響機器・設備のセッティングやミキシング全般に関するプロフェッショナルであるという証を意味する資格なので、お仕事でより活躍の幅を広げることが可能になります。

映像・音響の体験談

音響 22歳 男性
私が行ったのは、ライブハウスを借りて行ったトークショーのスタッフです。接客や受付なども含めて行っていたので、音響専門というわけではなかったのですが、イベントの最中は音響設備に張り付いていました。音楽系のイベントではなかったので、厳密な操作は必要なく、指示も「いい感じにしておいて」だけだったので、登壇者との目くばせで音楽を流したり、ゆるめたり、変えたりと、臨機応変に対応していました。会場と一体になっている感覚が心地良かったです。実は、これが初めての音響設備の経験だったのですが、もともとそのライブハウスの音響の人が丁寧に教えてくれたので、困惑することもミスもなく、仕事を終えることができました。
映像 32歳 男性
私は映像の仕事に携わっていたことがあります。重い機材やカメラを担ぎ、インタビューの撮影や、様々なイベント、スポーツの試合会場などでカメラを回していました。見る人がその場にいるように感じられる映像を探して撮るということを心がけていました。どの仕事でも同じですが、映像に関するスキルも現場で積み重ねていくしかありません。カメラを向けていると、より良く映る角度や表情の抑え方など、常に試行錯誤しながら現場に挑んでいました。編集業務は、地道な作業ですが、何度も編集映像を見返しながらの作業はワクワクしながら取り組んでいました。ミスが許されない仕事ではありましたが、自分が撮ったものがたくさんの人に影響を与えることができるので、やりがいはあります。
音響 32歳 男性
舞台演劇やコンサートなどの音響設備に携わっています。BGMや役者・アーティストの声を会場全体に響かせるように設備の設置や調整を行うのがメインのお仕事です。マイク調整は、役者さんによって声量が違ったり、体調による差が生じたりなど、細かく調整して声を拾わなければいけず、かなりの神経を使います。野外イベントや野球場などでのコンサートなどでも同じで、スピーカーの設置や音量の調整をかなり細かく行います。ある程度ベストの調整ができたつもりでも、アーティストやプロデューサーの意見により変更になることも少なくないので、開演ギリギリまで調整が続きます。音響機材の搬入・撤去なども多いので、体力も必要な仕事です。
映像 35歳 男性
私は専門学校を出て、憧れだった映像の仕事に就きました。仕事はクライアントの要望に合わせた映像の撮影・編集に加え、撮影場所の調整などもあります。始めたばかりの頃は雑用中心でしたが、次第に編集や制作進行など、責任のある仕事を任せてもらえるようになりました。映像の仕事で必要なスキルは、撮り直しが効かない場面でのハートの強さや、スタッフを円滑に動かす制作進行能力だと思います。もちろん未経験からでもチャレンジできるお仕事ではあるので、それらのスキルを始め、動画の撮影や編集の経験が無くても、このお仕事に就くことはできますよ。