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ワーママ必見!フセンを使った手帳術で、育児も仕事も能率アップ

デジタルツールが浸透する現代で、空前の手帳ブーム!手帳を新調する時期とは関係なく手帳活用術の本が書店に並び、雑誌では手帳術の特集が組まれるほど。多くの人が注目する手帳術ですが、その先駆けともいえるフセンを使ったスケジュール管理方法『あな吉手帳術』を考案した浅倉ユキさんに、忙しいママに向けて、手帳活用術を指南していただきました!

やるべきこと、やりたいこと、まずはフセンに書いてみよう

自分の仕事のほか、子どもの行事や学校で引き受けた係の仕事……。ママが把握し、こなすべき仕事はたくさんあります。毎日忙しくしているのに、やるべきことが次から次へと出てきて、げんなりしている人も多いのでは? その理由を浅倉さんはこう分析します。

「実は、予定にはスケジュール(日時の決まった用事)とタスク(やるべきこと)の2種類があるんです。手帳に書くのはスケジュールですが、女性はスケジュールよりもタスクのほうが多い。だからこそ、スケジュールとタスクが一元管理できる手帳が必要なんです」

やらなくてはいけないことが積み重なり、ストレスもたまる……。こんな負のスパイラルを断ち切るためには、手帳とフセンを使った時間管理がオススメなのだそう。

「まずは、やるべきこと、やりたいことのすべてをフセンに書き出します。このタスクを書いたフセンを、手帳に記入したスケジュールのすき間時間に貼っていくだけ。やらなくてはいけないことを可視化することが、自分の思考整理のために必要なんです。家事だってイレギュラーなものはフセンに書いてタスク管理するといいですよ」と浅倉さん。フセンに書き出していくとタスクの山になり、処理しきれないようにも思えます。しかし、手帳とフセンがなければ、これらの山をママの頭の中ですべて管理しなければならないということ。忘れてしまったり、効率よくタスクが消化できないのも当然です。


右が2週間分のスケジュール。1日の予定を時間ごとに書き込むことで、すき間時間が一目瞭然。
左は、タスクを書き出したフセン。フセンの色分けはあえてしないのが浅倉さん流。「色分けのルールを決めても、忘れたりしてストレスになっちゃった!」なんてことも多いのだとか。

上の写真のとおり、手帳の1ページ目には、その日のスケジュールが。マスキングテープに1日のスケジュールを書いて左端に貼り、その横にタスクを書き出したフセンを貼っていきます。浅倉さんは、その日の予定の確認を兼ねて、この作業を朝に行っています。

重要なのは、月間カレンダーではなく1日の時間軸がわかる手帳を使うこと。これは、1日のすき間時間を見つけやすく、スケジュールの合間に消化可能なタスクを振り分けやすくするためです。もし予定通りに進まなくても、フセンを移動させるだけ。いつ、どれだけのタスクをこなせるかが目に見えるようになると、できもしない予定を組むことも、処理しきれなくて気に病むこともなくなりそうです。

ママのスケジュールはデジタルより、手帳での管理がオススメ

会社での予定は職場の共有カレンダーで管理したり業務手帳に記入し、自分の手帳には書き込まない人もいるでしょう。しかし、働くママこそ自分の手帳に仕事の予定を書き込むことが必要だと浅倉さんはアドバイスします。「就業時間の中にも会議やアポイントなど、拘束される時間もあれば、されない時間もあります。仕事でもすき間時間を把握することで、突発的な業務を引き受けられるかが読めるようになるんです」。働ける時間が限られるママこそ、仕事のスケジュール管理は大切。すき間時間とタスクがひと目でわかる手帳を活用すれば、効率よく業務を進められて、残業だって減りそうですね。

家庭でも共有カレンダーやアプリでスケジュール管理をしている人は、そちらを家族間で予定を共有するためのツールとして使い、メインは手帳にするといいそう。スマホケースにフセンを忍ばせておけば、手元に手帳がないときもメモができます。また、A5サイズの手帳ならば、子どもがもらってくるA4サイズのプリントを半分に折って挟み込むことも可能。不要になったプリントはその都度処分すれば、いつもスッキリ片付きます。


浅倉さんの手帳。すぐ取り出せるようにペンケースも装備。手帳のポケットには、フセンだけでなく、名刺なども。お子さんたちの学校のプリントも入っています!

かつてはやりたいことを思いついても、実行に移せずにモヤモヤしていたと振り返る浅倉さん。必要に迫られて始めたフセン手帳術で、「その日にやるべきこと、できることがわかり、『できない』というフラストレーションが解消されました」と言います。それからは3人の子どもを育てながらも仕事で各地を飛び回り、この8年間で27冊もの本を執筆。多忙でありながら、家族とホームパーティーを楽しむ時間も、持つことができているそう。

何となくスマホに触れている通勤時間を、手帳とフセンを使って自分のスケジュール&タスク管理する時間に充ててみませんか? 1日24時間という条件は変わらないのに、自分のやりたいことに使える時間が劇的に増えるはずです!

※この記事は2017年11月時点での情報です。


記事監修:浅倉ユキ
「主婦のストレス値を下げる」をモットーに、時間管理術をはじめ、家事のアイデア、簡単やさいレシピなど著書は27冊。通称あな吉さん。オリジナル手帳のユーザーは1万人以上。小・中・高の3人の子どもの母でもある。アナザーキッチン株式会社代表、全日本ズボラ主婦連盟代表理事。
あな吉手帳術https://anakichi-techo.com/

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