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勤務日数が減りがちなこの時期に実践したい!5つの節約術

ほかの月より勤務日数が減る12月、1月、2月。時給で働く派遣社員のみなさんにとっては、収入が少なくなる厳しい時期かもしれません。さらに年末から年始にかけてはイベントも多く、出費がかさむシーズン。そこで、このダブルパンチを楽しく軽やかに乗り越えるための上手な節約術を、ファイナンシャルプランナーの西山美紀さんにうかがいました。

この時期だからこそ実践したい5つの節約術を、さっそく見ていきましょう!

1.セールは春まで着られるかどうかも意識して、買う物を厳選

年末年始はデパートやショッピングセンターでセールが始まり、安いからとつい衝動買いしがち。でも、1月に買った冬服を着られるのは、実はほんの2か月ほど。3月上旬になると、春物が目に付くようになり、暗い色よりも明るい色の服が着たくなるのではないでしょうか。セールで安く買っても、ほんの2、3回着ただけで終わってしまっては、お得とはいえません。3月にも着られるように色味を気にしつつ、冬物を多く買いすぎないように注意しましょう。

また、セールでは、春に着られるようなブラウスやシャツ、カットソー、スカート、パンツなどが一緒に売られている場合もあります。これなら3月から5月にも着られるのでお得。「セールだから何か買いたい」と思った場合は、春物を意識して買うのもおすすめです。ただし春になって新しい流行が来る場合もあるため、ベーシックな色や形のアイテムにしておくとよいでしょう。

2.“福袋”は本当に使う物だけに絞る

年始のセールで気になるのが“福袋”。買うつもりはなかったけれど、お店で見かけるとつい欲しくなってしまうものです。ところが、買ってはみたもののあまり使う物がなく、結局散財だったな……という経験がある人も多いのではないでしょうか。

お得に見えたり、袋を開けるまでのワクワク感があったりしても、もし使わない物が入っていたら大きな無駄遣いになってしまいます。福袋は「本当に使う物だけ!」と決めてから買いましょう。最近は中身が見える物が増えていますので、事前にチェックしておくと◎。また、パンやお菓子、調味料、紅茶やコーヒーなど、必ず消費できるとわかっている物であれば失敗する可能性がぐっと減ります。

3.新年会などの飲み会は吟味して参加。翌朝の無駄遣いにも要注意!

年末年始は、忘年会や新年会、帰省をきっかけに同窓会なども増えます。声がかかったものにどんどん参加していると出費は膨らむ一方。少し抑えたい場合は、ぜひ出席する飲み会を吟味しましょう。コツは参加するメンバーが「自分が飲み会を企画した場合に、声をかけたい仲間かな」と考えてみること。YESと思えば出席して、NOと思えば参加を見送るのも手です。

もし飲み会に参加したら、とくに気を付けたいのが翌朝。出勤時間ギリギリに起きて、メイクをする時間がなく、途中のコンビニでコスメを買ったり、慌てていてストッキングやタイツが伝線、急いで買う羽目になったり、食事をする時間がなくてカフェでテイクアウトをしたり……こんなことも、積み重なると意外と大きな出費になってしまいます。飲み会の翌朝こそ、いつもより早く起きるくらいの気持ちで、余裕を持って出勤の準備をしましょう。

4.大掃除で“埋蔵金”の発掘、忘れていませんか?

年末の大掃除の際、机や戸棚の中のチェックを忘れていませんか? 金券類、プリペイドカード類が埋もれているかもしれません。そのまま埋もれさせていてはもったいない、まさに“埋蔵金”です。金券類は、有効期限が決まっているものもあるので、見つけたら早めに使うようにしましょう。

また、着なくなったけど捨てられない洋服やバッグ、靴などはありませんか? フリマアプリやネットオークション、ブランド物の買取サイトなどを利用すればお金に換えることができます。自宅の収納スペースに余裕ができれば、「あの洋服、どこにいったっけ?」と見つからずに新しい物を買ってしまったり、持っていることを忘れて似たような物を買ってしまったりという無駄な出費を防げます。何よりすっきりした気持ちになり、家で心地よく過ごせるようになるのがうれしいですね。

5.年末年始のイベントがひと段落したら自炊で節約+健康管理

飲み会が多い時期は、出費が増えるだけでなく、カロリーオーバーにもなりがちです。そこで、年末年始のイベントがひと段落し通常モードになってきたら、なるべく自炊を心がけましょう。

自炊をすれば、ヘルシーなメニューにできますし、何より食費が抑えられます。ダイエットにも節約にもつながり、一石何鳥もの価値があります。忙しい人なら、コンソメスープやポトフを多めに作っておき、次の日はトマト缶やカレー粉を入れて味を変えるなどすれば、手間もかからず飽きることなく、2、3日自宅で食事を楽しめると思います。

また、外食が続いて栄養が偏ると、体調を崩しやすくなります。風邪をひくと仕事を休まなければならず、さらに勤務日数が減ってしまいますし、風邪薬を買ったり病院に行ったりと、予定外の出費にもつながります。風邪やインフルエンザが流行る時期でもあるので、体調管理はいつも以上に意識して。普段の食事はできるだけ自炊を心がけ、毎日健康に過ごしたいですね。

まとめ

以上、年末年始のイベントやセールなど、誘惑の多い時期を上手に乗り切るための節約術を5つ紹介しました。どれも少し意識するだけで節約に大きな効果を発揮できるものばかりです。ぜひ、気になったものから試してみてくださいね。


記事執筆:西山美紀
ファイナンシャルプランナー/コラムニスト
出版社勤務後、2005年に独立。貯まる人の生活習慣や考え方の違い、やりたいことを叶えるためにお金を貯める方法、女性の生き方などをテーマに情報発信やアドバイスを行っている。日経ウーマン、日経DUAL、オレンジページ、シティリビング、クルールなどで執筆中。オールアバウトでは「貯蓄ガイド」をつとめる。小学生の男女、2児の母。著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)。
HP: https://www.nishiyamamiki.jp/
ブログ:https://ameblo.jp/nishiyamamiki/

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