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ライフイベント表で「いつまで」「何に」「いくら」を決めて貯蓄する!

「お金を貯めないといけないのに、どうしても貯まらない……」と、ただ嘆いている人は多いもの。もしかしたら、あなたもそうではありませんか? これ、お金が貯まらないのは当然です。その理由はなんとなく貯めているから。「確実にお金を貯めるためには、その利用目的を決めること」と言うのはファイナンシャルプランナーの福一由紀さん。結婚資金やマイホームの購入など人生で大切な節目に必要なお金の貯め方についてお話しいただきます。

私の「ライフイベント表」を作ってみよう

お金を貯めたい人は、結婚、マイホーム購入、留学、旅行など、何のためにお金を貯めるのかを意識しましょう。なんとなく50万円を貯めようと考えるのではなく、「来年の夏に短期留学をするために50万円を貯める!」などと目標を決めるのです。これなら、モチベーションが上がりますよね。
では、具体的にどうやってお金を貯める「目的」を考えればいいのでしょうか? まずは、自分の「ライフイベント表」を作ってみましょう。何年後に何歳になって何をする……を表にするのです。自分の将来設計図のようなものですね。具体的に決まっていないことでも、この年にはこれをしたい! という希望を書いていきます。

時系列で自分の将来を考えることができるので、お金を貯める目標設定にはもってこい。このライフイベント表は一人ひとり違ったものになりますので、あなた自身で考える、あなた自身のものを作ってください。

「いつまで」「何に」「いくら」を決めて

ライフイベント表ができたら、将来のイベントごとに必要なお金を出してみましょう。金額の見当がつかない場合は、ネットなどで検索すれば平均金額などが出てくるはずです。複数のイベント、それぞれの金額を出します。

これで、あなたが「いつまでに」「何のために」「いくら」貯めるべきかがわかります。3年後に結婚、7年後にマイホーム購入、と考えれば(具体的な予定は全くなくても)、3年後の結婚のために100万円、7年後のマイホームのために200万円、といった計画がたてられるはずです。ここから毎月、結婚のために2万8000円、マイホームのために2万4000円を貯めようと決められます。
今月からやるべきことが明確になりますね。貯めるお金は目的別に管理しましょう。そうすると、目標までは先でも「新婚旅行代は貯まった」、「これで頭金の何割は貯まったかな?」などと考えることができますね。お金を貯めるのが楽しくなります。

働いて「収入」を得るのは基本の「キ」

こうしてライフイベントに向けて貯蓄を始めても、途中で挫折してしまうことがあります。目標達成までにいちばん大切なのは、継続的に貯めること。これが案外難しいのです。貯められなくなった人の多くの理由が、思った以上に収入が増えなかったというもの。継続的にお金を貯めるには、毎月一定額以上の収入が必要になってきます。
つまり、お金を貯めるのにいちばん大切なのが、稼ぐ力。収入をしっかりと確保し続けないと、予定通りにライフイベントを実行できなくなってしまいます。しっかり働いて収入を得ることが、貯蓄や将来にとても大切なのです。これは基本的なことなのですが、案外忘れがちです。

キャリアアップが目標への近道

また、収入を年齢と共にアップさせることも忘れずに。一般的には年齢が上がると共に、生活費も上昇します。となると、それなりに収入もアップさせないと、目標に向かった貯蓄が難しくなってしまいます。なので、しっかりと収入が上がるような働き方を今から見極めておきましょう。特に女性は、キャリアアップをきちんと考えておかないと収入は簡単に上がりません。できる仕事の範囲を広げる、深める、資格を取得して新たなステージを展開するなど、働き方のプランもたてておくことが大切です。

自分のライフイベントを想定して目的別に貯蓄していきましょう。同時に、働き方をしっかり考えて、夢の実現を目指してくださいね。


記事監修:福一由紀(ふくいちゆき)
ファイナンシャルプランナー(CFP®)
武庫川女子大学 非常勤講師
「等身大のマネー情報をわかりやすく」をモットーに、All Aboutや雑誌などでマネーコラムを執筆。また、テレビや企業、自治体など向けにマネー講師としても活動中。「理由なき楽観、理解なき悲観をなくそう」を合言葉に家計コンサルティングも数多くこなす。武庫川女子大学での非常勤講師をはじめ、大学や短大での資格取得講座なども担当。21歳・17歳の子供をもつワーキングマザー。
紹介媒体
マネーラボ関西HP: http://www.money-lab.jp/
FP福一のブログ: http://yuki-fp.sblo.jp/

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