貿易事務・国際事務の仕事内容
商社や商品卸業などの輸出入に関する業務を行う企業を中心に、ニーズが急増しているお仕事です。大きく輸出と輸入に分かれます。輸出業務では輸出通関手配、通関書類作成、本船ブッキング、L/C買取などが含まれます。輸入業務では輸入通関手配、関税・消費税納付、商品の納入管理などが含まれます。各種手続きの補助作業から資格が必要な通関士の業務に至るまで、活躍の場は幅広い範囲に及んでいます。
資格・経験・スキルなど
貿易についての専門的な知識、船積、保険の知識、L/CやB/Lなどの貿易用語などの専門知識を要求されます。取引先には海外の企業や拠点が多いので、業務のほとんどの場面で英語のスキルを求められます。実用英語技能検定やTOEICなどの英語力検定が重要です。英検なら1級レベルの力が必要と言われます。通関士資格は理想的です。
平均時給
エリア毎に、一か月の間に掲載された「貿易事務・国際事務」のお仕事情報を元に算出しています。
※データのない時給は「─」として表示
※2016年8月度の掲載情報を元に算出
仕事の特徴
「貿易事務・国際事務」のお仕事が、どのような条件で働くことができるかの参考情報として活用ください。
※比率は関東エリアのお仕事情報を元に算出
※2011年11月度の掲載情報を元に算出
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オフィスワーク・事務のその他の職種
オフィスワーク・事務以外の職種
営業、販売、接客、テレオペなど、お客様と接する機会の多いお仕事です。
SE、プログラマ、ヘルプデスク、CADオペレータ、機械設計など、スキルが活かせるお仕事です。
Web、ファッション、インテリアなどのデザインや編集、制作をするお仕事です。
医療事務、看護師、ホームヘルパー、講師など、専門知識や資格を活かせるお仕事です。
加工・仕分け・梱包・配送など、さまざまな製品の製造と流通に関わるお仕事です。
「貿易事務・国際事務」を経験した方ならではの、その仕事のおすすめや不満点を公開
ニックネーム:カズさん (29歳 男性)
乙仲業者で海上・航空の輸出入を担当しています。書類のほんの些細な間違いが輸出できなくなることにつながりかねないので、常に緊張感を持って働いています。ですが、その分達成感も大きく、経験を重ねる程活躍できる非常に魅力のある職種だと思います。貿易大国の日本ですし、需要も大きいこの仕事をずっと続けていきたいです。
ニックネーム:トロチンさん (34歳 女性)
貿易事務と一言で言ってもいろいろですね。私はずっと輸出を経験してきました。大手総合商社では船積み部分は担当しましたが、代金回収は別部門が担当でした。その後小さい会社に行くと受注から船積み・代金回収まで全て担当でき、面白かったです。あと、自分の輸出している商品(車や建設機械など)を街中で見ると目で追ってしまったりしました。馴染みのある商品を扱う仕事だと、かなり面白いかもしれません。
ニックネーム:Myleeさん (35歳 女性)
貿易事務と言っても、その仕事内容はさまざまで、以前の職場ではデータをひたすら入力・確認するだけでした。書かれている文字は確かに英語でしたが、これを英語を使う仕事と、私は思えず職場を変えました。現在の職場は納期管理なども自分が行うため、海外の取引先とメールや電話でのやりとりなどもあり、英語を使用しているという実感が持てます。貿易事務でも具体的な仕事内容を事前に確認すれば、期待外れな結果は防げるかもしれません。
ニックネーム:towakoさん (31歳 女性)
貿易事務の担当で、営業をしているわけではないのに、年に1回、担当している国(シンガポール)に出張同行させてもらえます。日本食品をシンガポールの企業に販売しているのですが、シンガポールでの市場調査に参加したり、現地での販売イベントに参加したりできて、仕事のモチベーションが毎回かなりあがります!現地を直に見て顧客の反応を見られるので、ただの事務でも普段のヤル気がだんぜん違ってきます。顧客の為に、更に良い商品をお届けしよう!と意欲が沸いてきます。