社会保険事務の仕事内容
会社に就職すると社会保険と労働保険に加入します。この加入手続きをお手伝いするのが、社会保険事務のお仕事です。加入手続き以外にも、労災保険や雇用保険の保険料を給与天引きしたり、健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料といった社会保険料を計算、納付したりといった手続きを派遣業務として担当します。さらに従業員が業務中に事故でケガをした場合の労災手続きや、結婚・出産で家族が増えた場合に扶養を追加する手続きなども、社会保険の事務担当者が行います。 大手企業の場合、経理部など社内で手続きを行いますが、中小企業では社会保険労務士事務所にアウトソーシングしているケースもあります。そのため派遣先企業としては人事部や経理部、社会保険労務士事務所などが中心です。社会保険に関わる作業以外にも、メールや電話での連絡や応対、資料のファイリングといった基本的な業務をサポートすることもあります。
資格・経験・スキルなど
社会保険事務は専門的な知識が必要とされるケースが多いため、派遣の業務内容においても、人事・労務に関する業務経験があると優遇されるケースがあります。特に社会保険料の計算や納付は毎月必ず行われる作業で、複雑な計算方法を覚える必要があるため、長期勤務できる人材を望むケースも多いようです。そのほか、給与計算や社会保険の手続きをひとりで行えるスキルや、エクセルなどPCスキルがあれば、より重宝されることでしょう。資格は必須ではありませんが、もし社会保険労務士の資格を持っていれば、勤務経験がなくても、採用されることもあります。また外資系企業の派遣の場合には、英語のスキルが求められるケースもあるようです。
オフィスワーク・事務のその他の職種
オフィスワーク・事務以外の職種
営業、販売、接客、テレオペなど、お客様と接する機会の多いお仕事です。
SE、プログラマ、ヘルプデスク、CADオペレータ、機械設計など、スキルが活かせるお仕事です。
Web、ファッション、インテリアなどのデザインや編集、制作をするお仕事です。
医療事務、看護師、ホームヘルパー、講師など、専門知識や資格を活かせるお仕事です。
加工・仕分け・梱包・配送など、さまざまな製品の製造と流通に関わるお仕事です。